歯のホワイトニングは痛い?ホワイトニング後のしみる原因をホーチミンのありが歯科の解説

「せっかくホーチミンでホワイトニングをして歯を白くしたいけれど、痛いって本当?」 「以前日本でホワイトニングをした時にすごくしみたから、海外でやるのは少し怖い…」など

ベトナム・ホーチミン在住の日本人の方から、このようなお声をいただくことがよくあります。ホーチミンでは、日本よりも比較的リーズナブルにホワイトニングを受けられる環境が整っているため、興味を持つ方が増えています。しかし同時に、「痛みやしみ」に対する不安から一歩を踏み出せない方も少なくありません。

結論から言うと、歯のホワイトニングで歯がしみたり、一時的な痛みを感じたりすることは珍しくありません。しかし、その原因と適切な対策を知っていれば、過度に怖がる必要はありません。

今回は、ホワイトニングで歯がしみる原因と、ホーチミンでの生活習慣を踏まえた対策について分かりやすく解説します。


なぜホワイトニングで歯がしみるのか?3つの主な原因

ホワイトニング後に感じる「キーン」とした痛みやしみは、主に歯の構造と薬剤の働きに関係しています。

① 薬剤が歯の神経を一時的に刺激するため

医療ホワイトニングで使用される薬剤には、歯を白くするための過酸化水素や過酸化尿素が含まれています。この薬剤が歯の表面にある「エナメル質」を通過し、その内側にある「象牙質(ぞうげしつ)」という部分に達すると、神経へと刺激が伝わりやすくなります。 ホワイトニングの薬剤が浸透する過程で、歯の神経が一時的に過敏になるため、しみや痛みを感じるのです。これは多くの場合、施術後24時間〜48時間以内に自然と治まります。

② 知覚過敏の症状(虫歯や歯の微細なヒビなど)があるため

お口の中に以下のようなトラブルがあると、薬剤が直接神経の近くまで届いてしまい、強い痛みを感じることがあります。

  • 自覚症状のない小さな虫歯がある
  • 歯ぎしりや強いブラッシングで歯の根元が削れている(楔状欠損)
  • 歯の表面に目に見えない微細なヒビが入っている
  • 歯周病などで歯茎が下がり、歯の根元(象牙質)が露出している

③ 表面の保護膜(ペリクル)が一時的に剥がれるため

歯のホワイトニングを行うと、歯の表面を保護している「ペリクル」という薄い膜が一時的に剥がれます。これにより、施術直後は外からの刺激(冷たいもの、熱いもの、風など)に対して非常に敏感な状態になります。この膜は通常、24時間ほどで自然に再生されます。再生されると痛みは治まります。


ホーチミン在住の日本人が特に注意したいポイント

ホーチミンでの生活環境や食文化は、ホワイトニング後の「しみやすさ」や「色戻り」に少なからず影響を与えます。

ベトナムコーヒーや冷たいドリンクの誘惑

ホーチミンには魅力的なカフェがたくさんあり、日常的にベトナムコーヒーや冷たいスムージーを楽しむ方も多いと思います。しかし、ホワイトニング直後の敏感な歯に冷たい氷入りのドリンクは禁物です。強い刺激となってしみを悪化させる原因になります。また、ペリクルが剥がれている24時間は、ベトナムコーヒーのような色の濃い飲み物は非常に着色しやすいため、控える必要があります。

水質やライム(レモン)の多用

ベトナム料理でよく使われるライムなどの柑橘類は酸性度が強く、一時的に歯のエナメル質を軟らかくします。ホワイトニング前後に酸性の強い食べ物を多く摂取すると、知覚過敏のような症状が出やすくなるため注意が必要です。


痛みを抑えて安心してホワイトニングを受けるための対策

「しみやすい体質だから…」とホワイトニングを諦める必要はありません。事前にしっかりとした対策を行うことで、快適に白い歯を目指すことができます。

1. 事前にしっかりとした歯科検診を受ける

これが最も重要です。ホワイトニングを始める前に、まずは虫歯の有無や歯茎の状態をプロにチェックしてもらいましょう。もし虫歯や歯の欠けが見つかった場合は、先にその治療を済ませてからホワイトニングを行うことで、不要な痛みを避けることができます。

2. 知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

ホワイトニングを始める数週間前から、硝酸カリウムなどの「知覚過敏を抑制する成分」が配合された歯磨き粉(シュミテクトなど)を使用すると、神経の過敏な反応を和らげる効果が期待できます。

3. 施術後の食事内容に気をつける

施術後24時間は、冷たいもの・熱いもの・酸味の強いものを避け、常温に近い刺激の少ない食事を心がけてください。

4.濃度の濃すぎるホワイトニング剤を使用しない

海外でのホワイトニンぐの特徴としてホワイトニング剤の濃度が濃すぎて日本人には合わない場合があります。その場合、しみる痛みが強く出ることもあります。


ホーチミンで安心してホワイトニングをご検討中の方へ

海外での歯科治療は、言葉の壁や技術・衛生面への不安から、日本にいるとき以上に緊張されるかと思います。また、ベトナムのローカル歯科医院では、事前の歯科検診が不十分なまま強い薬剤を使われ、激しい痛みを伴うトラブルに発展するケースも散見されます。

ホーチミンのありが歯科では、日本人による丁寧な事前カウンセリングと丁寧な日本語対応を行っています。 患者様一人ひとりのお口の状態(虫歯の有無や知覚過敏の程度)を正確に診断した上で、最適なホワイトニングプランをご提案いたします。万が一、施術中や施術後にしみや痛みが出た場合でも、日本の歯科医院と同等のアフターケア体制を整えておりますので、どうぞ安心してご相談ください。

「白くしたいけれど、痛むのが怖い」という方も、まずは一度お気軽にご相談ください。ホーチミンでの皆さまの快適な生活を、美しい笑顔とともにサポートいたします。

執筆・監修歯科医  院長 有賀智哉

有賀智哉

【ご挨拶】
ホーチミンのありが歯科 院長の有賀智哉です。
ホーチミンの皆様に日本の技術だけではなく、おもてなしや接客など快適な空間での歯科治療をご提供したいと思っております。
医療人として真摯に患者様に向き合い最新の技術が提供できるように日々研鑽したいと思っております。
ホーチミンに関わる方の歯のご健康に携われたらよいかと思っております。

【経験年数】
一般歯科治療 臨床経験  26年
インプラント 臨床経験  23年

【得意分野】

審美歯科 インプラント こども矯正 総合歯科

愛知学院大学歯学部 卒業
歯科医師免許取得
南カリフォルニア大学歯学部 短期留学
南カリフォルニア大学客員研究員
日本審美歯科学会所属
一般社団法人NMN医療研究会 会員
ベトナム歯科医師免許
アメリカ抗加齢医学会(A4M) 会員
アメリカ抗加齢医学会(A4M)専門医(ABAAHP)
インディアナ大学医学部麻酔科 認定医
顎顔面頭頚部臨床解剖認定