「歯が汚い」と感じるのは黄ばみ?着色?歯石?自分では判断しにくい3つの違い

鏡を見たときや写真に写った自分の口元を見て、

「なんとなく歯が汚く見える」
「毎日歯磨きしているのに歯が黄色い」
「歯の裏側に茶色いものが付いている」
「歯と歯ぐきの境目が黄色っぽい」
「ホワイトニングをしたほうがいいのかな?」

と気になったことはありませんか?

「歯が汚く見える」といっても、原因は一つではありません。

代表的なものとして、①歯そのものの黄ばみ、②歯の表面に付着した着色、③歯石があります。

この3つは見た目が似ていることがありますが、原因も対処方法も異なります。

特に注意したいのが、

「黄色いからホワイトニングをすればいい」

とは限らないことです。

着色であればクリーニングで改善できることがありますし、歯石であれば歯科医院で除去する必要があります。一方、歯そのものの色が黄色く見えている場合には、クリーニングだけでは大きく色が変わらず、ホワイトニングを検討することがあります。

今回は、ホーチミンで歯の黄ばみや着色が気になっている方に向けて、「黄ばみ・着色・歯石」の違いと、自分の歯にはどのケアが必要なのかを分かりやすくありが歯科が解説します。


まず知っておきたい「歯が汚い=歯磨き不足」ではありません

歯が黄色く見えると、

「自分の歯磨きが足りないのでは?」

と思う方もいるでしょう。

しかし、歯が黄色く見えるからといって、必ずしも歯磨き不足とは限りません。

健康な天然歯も、もともと真っ白とは限りません。

歯の表面には半透明のエナメル質があり、その内側には黄色みを帯びた象牙質があります。そのため、歯の厚みや透明感、年齢などによって、もともと黄色みが強く見える方もいます。

歯の色は何で決まる?白い歯と黄ばんだ歯の違いをホーチミンの日本人歯科医師が解説

「毎日歯を磨いているのに歯が黄色く見える」「もともと歯が白くないのはなぜ?」「ホワイトニングをすれば誰でも真っ白になるの?」 このような疑問をお持ちの方は少なく…

一方、コーヒーやお茶などによる表面の着色が目立っているケースもあります。

さらに、歯と歯ぐきの境目などに歯石が付着していることで、黄色や茶色っぽく見えている場合もあります。

つまり、

「歯が黄色い」
=「歯が汚れている」
=「歯磨き不足」

と単純に判断することはできません。

まずは何が原因でそのように見えているのかを分けて考えることが大切です。


①歯そのものの「黄ばみ」とは?

最初は、歯そのものの色です。

歯は、表面のエナメル質と、その内側にある象牙質などからできています。

象牙質にはもともと黄色みがあり、半透明のエナメル質を通してその色が見えます。

そのため、歯の色には個人差があります。

また、年齢を重ねることによって歯の色の見え方が変化し、以前より黄色く感じることもあります。

こんな場合は「歯そのものの黄ばみ」かも

例えば、

  • 歯全体が均一に黄色っぽい
  • 毎日しっかり歯磨きをしても色が変わらない
  • クリーニングを受けても黄色さが残る
  • 昔より歯が黄色くなった気がする
  • 前歯の色をもう少し明るくしたい

といった場合です。

もちろん、見た目だけで判断することはできませんが、表面の汚れを取り除いても色が気になる場合には、歯そのものの色が関係している可能性があります。

歯そのものの黄ばみは歯磨きで白くなる?

通常の歯磨きだけで、天然歯そのものの色を大きく明るくすることは困難です。

研磨剤を含む歯磨き粉などによって表面の着色が落ちれば「白くなった」と感じることはありますが、これは歯そのものを漂白しているわけではありません。

そのため、

「毎日一生懸命磨いているのに黄色い」

という方が、さらに強い力で磨き続ける必要があるとは限りません。

むしろ、力を入れすぎたブラッシングは歯や歯ぐきへの負担になることがあります。

歯そのものの色をさらに明るくしたい場合には、ありが歯科で状態を確認したうえでホワイトニングを検討します。

歯のクリーニング vs 歯のホワイトニング:ホーチミンで「頑固な黄ばみ」を消すための正しいメニュー選び

「鏡を見るたび、歯の黄ばみが気になる……」 「ホワイトニングを受ければ、一瞬で真っ白な歯になれるのかな?」 ホーチミンで暮らし始めると、濃厚なベトナムコーヒーやフ…


② コーヒーやお茶などによる「着色」とは?

次に「着色」です。

これは歯そのものの色とは異なり、歯の表面に色素などが付着して見えている状態です。

代表的なものとして、

  • コーヒー
  • お茶
  • 赤ワイン
  • タバコ
  • 色の濃い飲食物

などが知られています。

特にホーチミンでは、ベトナムコーヒーを飲む機会が多い方もいるでしょう。

毎朝コーヒーを飲む、仕事中にもコーヒーを飲む、といった習慣がある方では、徐々に歯の表面の着色が気になってくることがあります。

ベトナムコーヒーで歯は黄ばむ?ホーチミンで増える着色相談とは

ホーチミンで生活している日本人の方から、 「最近、歯の黄ばみが気になる」 「日本にいた頃より着色しやすくなった気がする」 「ベトナムコーヒーって歯に色が付きやすい…

着色はどんな見た目?

着色の場合は、

  • 歯の一部分が茶色っぽい
  • 歯と歯の間に色が付いている
  • 前歯の表面に色ムラがある
  • 歯の裏側に茶色や黒っぽい色が付いている
  • コーヒーやお茶をよく飲む
  • タバコを吸う

といった特徴がみられることがあります。

ただし、黒っぽい部分がすべて着色とは限りません。

虫歯など別の原因で色が変化している可能性もあるため、自己判断で「ただの着色」と決めつけないことが大切です。

着色ならホワイトニング?

ここが非常に重要です。

表面の着色が原因で歯が汚く見えている場合、最初からホワイトニングが必要とは限りません。

歯科医院でクリーニングを行い、表面に付着した着色を除去することで、本来の歯の色が見えてくることがあります。

その状態を見て、

「これなら十分」

という方もいれば、

「表面はきれいになったけれど、歯そのものをもう少し白くしたい」

という方もいます。

後者の場合には、そこからホワイトニングを検討できます。

つまり、

着色を落とす=クリーニング

と、

歯そのものの色を明るくする=ホワイトニング

は目的が違います。

この違いを理解しておくことが大切です。

「歯石取り(クリーニング)だけで満足してない?クリーニングとホワイトニングで得られる効果の違い」

「歯の黄ばみが気になるから、まずは歯石取りをしてみよう」 「定期的に歯のクリーニングをしているのに、歯が白くならない」 「クリーニングとホワイトニングは何が違う…


③ 黄色・茶色く見える「歯石」とは?

3つ目が歯石です。

歯石は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が石灰化して硬くなったものです。

一度硬くなった歯石は、通常の歯ブラシだけでは取り除くことが困難です。

特に、

歯と歯ぐきの境目や下の前歯の裏側

などは歯石が付着しやすい場所です。

歯石の色は状態によって異なり、黄色っぽく見えるものだけでなく、茶色や黒っぽく見えるものもあります。

そのため、

「歯が黄色く汚れている」

と思っていたものが、実は歯石だったということもあります。

歯石がある場合はホワイトニングより先に確認を

歯石はホワイトニングで除去するものではありません。

歯科医院で歯石を除去し、歯ぐきの状態なども確認する必要があります。

特に、

  • 歯磨きすると歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯と歯ぐきの境目に硬いものが付いている
  • 長期間クリーニングを受けていない

といった場合には、一度ありが歯科で確認することをおすすめします。

見た目を白くすることだけではなく、まず口の中を健康な状態に整えることが大切です。


黄ばみ・着色・歯石の違いを簡単に整理すると?

大きく分けると次のようになります。

気になるもの主な状態主な対応
黄ばみ歯そのものの色が黄色く見える状態確認後、必要に応じてホワイトニング
着色歯の表面に色素などが付着クリーニングなど
歯石プラークが石灰化して硬く付着歯科医院で歯石除去

ただし、実際には一人の口の中に黄ばみ・着色・歯石が同時に存在していることもあります。

そのため、鏡を見ただけで正確に判断するのは難しいのです。


「クリーニングをすれば歯は白くなる?」という疑問

これは患者さんからよく聞かれる質問です。

答えは、

「表面の着色が原因なら、きれいになって明るく見えることがあります。ただし、歯そのものの色を漂白する処置ではありません」

となります。

例えば、コーヒーによる茶色い着色が付いている歯をクリーニングすると、着色が除去されて本来の歯の色が見えてきます。

その結果、

「歯が白くなった」

と感じることがあります。

しかし、もともとの歯の色が黄色っぽい場合には、着色を除去してもその色は残ります。

そこで初めて、

「自分の歯は本来この色なんだ」

と分かることもあります。

その色をさらに明るくしたいのであれば、ホワイトニングを検討します。

歯の黄ばみで実年齢より老けて見える?40代・50代から始めるホーチミンで口元アンチエイジング

「最近、鏡を見たときに『なんだか老けた印象を受ける』と感じることはありませんか?」 スキンケアやヘアケアには気を配っていても、意外と見落としがちなのが「歯の色」…


「ホワイトニングをすれば歯石や着色も全部きれいになる?」は間違い

ホワイトニングは、すべての「歯の汚れ」を取り除く治療ではありません。

歯石を除去するものでもありませんし、虫歯を治すものでもありません。

また、天然歯と詰め物・被せ物では、ホワイトニングによる色の変化も異なります。

そのため、

「歯をきれいにしたいから、とりあえずホワイトニング」

ではなく、

「なぜ歯が汚く見えているのか?」

を確認することが重要です。


自宅で強く磨けば着色や歯石は取れる?

歯が汚く見えると、いつもより強く歯ブラシを当てたり、研磨力の強い製品を繰り返し使ったりしたくなるかもしれません。

しかし、自己判断で強く磨き続けるのはおすすめできません。

また、硬く付着した歯石を自分で器具などを使って削り取ろうとするのも避けましょう。

大切なのは、

「取れない=もっと強く磨く」ではなく、「何が付いているのかを確認する」ことです。

特に数週間・数か月磨いても変化しない色については、歯そのものの色なのか、着色なのか、歯石なのか、あるいは別の原因なのかを歯科医院で確認すると安心です。


写真では歯が黄色いのに、鏡では気にならないのはなぜ?

スマートフォンで撮った写真やオンライン会議の画面を見て、

「こんなに歯が黄色かった?」

と驚く方もいます。

歯の見え方は、照明、カメラ、ホワイトバランス、周囲の色、口紅や肌とのコントラストなどによって変化します。

そのため、写真だけを見て「歯がかなり黄色い」と判断する必要はありません。

反対に、毎日鏡で見ていると少しずつ増えた着色に気づきにくいこともあります。

気になる場合には、歯科医院で実際の歯の状態を確認してもらうのが確実です。


ホーチミンで「歯をきれいにしたい」と思ったら何を受ければいい?

まずは、

「クリーニングを受けるべきか、ホワイトニングを受けるべきか」

を自分で決める必要はありません。

例えば、

「最近、歯が黄色くなった気がする」

「ベトナムコーヒーの着色が気になる」

「歯石なのか着色なのか分からない」

「日本への一時帰国前に歯をきれいにしたい」

「写真を撮る予定があるので歯を白くしたい」

という相談でも大丈夫です。

歯の表面に着色が多ければクリーニングを検討し、歯石があれば歯ぐきの状態を確認しながら除去します。

そして、口腔内をきれいにしたうえで、

「さらに天然歯の色を明るくしたい」

という希望があればホワイトニングを検討します。

この順番で考えると、自分に必要な処置が分かりやすくなります。


ホーチミンで歯の黄ばみ・着色が気になる方へ

「歯が汚い気がする」という悩みは、単純に歯磨き不足だけで起こるものではありません。

歯そのものの黄ばみなのか。
表面の着色なのか。
歯石なのか。

まず、この違いを確認することが大切です。

表面の着色であれば、クリーニングで改善できる場合があります。

歯石であれば、歯科医院で除去する必要があります。

そして、表面をきれいにした後でも歯そのものの色が気になる場合には、ホワイトニングという選択肢があります。

つまり、

「歯が黄色い=すぐホワイトニング」ではありません。

自分の歯がなぜ黄色く、あるいは汚れて見えるのかを確認してから方法を選ぶことが大切です。

ホーチミンのありが歯科では、日本人歯科医師、日本人歯科衛生士に日本語で歯の黄ばみ・着色・クリーニング・ホワイトニングについてご相談いただけます。

「自分はクリーニングとホワイトニングのどちらが必要なのか分からない」という方も、まず現在の歯の状態を確認してみてください。

よくある質問|歯の黄ばみ・着色・歯石について

Q1.毎日歯磨きをしているのに歯が黄色いのはなぜですか?

歯が黄色く見える原因は、歯磨き不足だけではありません。歯の内側にある象牙質はもともと黄色みがあり、エナメル質を通してその色が見えます。また、加齢による変化やコーヒー・お茶などの着色、歯石が原因の場合もあります。

Q2.歯の黄ばみと着色は同じものですか?

同じではありません。黄ばみは歯そのものの色が黄色く見えている場合があり、着色はコーヒー・お茶・タバコなどによる色素が歯の表面に付着したものです。原因によって適したケアが異なります。

Q3.歯の着色はクリーニングで取れますか?

歯の表面に付着した着色であれば、歯科医院でのクリーニングによって除去できる場合があります。ただし、歯そのものの色をクリーニングで白くすることはできません。

Q4.歯石と着色は自分で見分けられますか?

見た目だけでは判断しにくい場合があります。歯石は黄色、茶色、黒っぽく見えることがあり、着色と似ている場合があります。また、黒い部分が虫歯など別の原因である可能性もあるため、気になる場合は歯科医院で確認しましょう。

Q5.歯石は歯磨きで取れますか?

一度硬くなった歯石は、通常の歯磨きだけで取り除くことは困難です。自分で器具を使って取ろうとすると歯や歯ぐきを傷つける可能性があるため、歯科医院で除去することをおすすめします。

Q6.クリーニングをすると歯は白くなりますか?

表面の着色が取れることで、歯が明るくきれいに見えることがあります。ただし、クリーニングは歯本来の色を漂白する処置ではありません。クリーニング後も歯そのものの黄色さが気になる場合には、ホワイトニングを検討します。

Q7.歯が黄色ければホワイトニングをしたほうがいいですか?

必ずしもホワイトニングが必要とは限りません。着色や歯石によって黄色く見えている場合には、まずクリーニングや歯石除去が適していることがあります。最初に「なぜ黄色く見えるのか」を確認することが大切です。

Q8.ホワイトニングで歯石や着色も取れますか?

ホワイトニングは歯石を除去する治療ではありません。また、表面の汚れを落とすクリーニングとも目的が異なります。口腔内の状態によっては、クリーニングや歯石除去を行ったうえでホワイトニングを検討します。

Q9.コーヒーを毎日飲むと歯は着色しますか?

コーヒーは歯の表面に着色を生じさせる代表的な飲み物の一つです。ただし、着色の程度には個人差があります。ベトナムコーヒーをよく飲み、以前より歯の表面が茶色っぽくなったと感じる場合は、クリーニングについて相談してみましょう。

Q10.ホーチミンでクリーニングとホワイトニングのどちらを受けるか相談できますか?

はい。ありが歯科では、日本人歯科医師、日本人歯科衛生士に日本語でご相談いただけます。「歯が黄色いけれど、黄ばみ・着色・歯石のどれか分からない」という場合も、まず歯の状態を確認し、クリーニングやホワイトニングなど適した方法を検討することができます。

【ご予約・お問い合わせ】

  • 旧住所:140 Ký Con, Quận 1, Thành Phố Hồ Chí Minh(ベンタイン市場から徒歩5分/レタントンから車で5分)
  • 新住所:140 ký con, bến thành, hồ chí minh
  • ホワイトニング専用ダイヤル(日本語対応): 093-117-4646
  • LINE予約: Webサイト内の公式LINEから24時間受付中

関連記事

ホワイトニング歯磨き粉で本当に歯は白くなる?
ホーチミンでおすすめのホワイトニング歯磨き粉
ホワイトニングの種類を比較
オフィスホワイトニングのスケジュール
ホーチミンでクリーニングとホワイトニングを同日に受けるメリット

執筆・監修歯科医 ありが歯科院長 有賀智哉

日本人歯科医師として、ホーチミン旧1区にて日本品質の歯科治療を提供。
一般歯科・小児矯正・インプラント・ホワイトニングまで幅広く対応しています。

日本語対応で安心してご相談いただけます。

ホーチミンでホワイトニングをご希望の方へ
→ ありが歯科へのお問い合わせ・予約はこちら 093-117-4646